相談事例~地主からの更新料請求~

アロマプランニングでお受けした相談事例をご紹介します。

【 相談内容 】

 来年借りている土地の更新時期ですが、地主の依頼している不動産業者より、路線価の5%の更新料を用意して欲しいという通知がきました。20年前の更新時に、相続で地主が変わったこともあり、契約書を改めて作成し、多額の更新料を支払いました。その頃は、バブルの頃で土地の値上がりは当たり前、更新料も言われるままに支払いました。
 しかし、現在は年金生活者です。改めて、土地賃貸借契約書を確認すると、更新についての記載はなく、契約期限を過ぎても現実に賃借した土地を返還しない間は、賃料と同一割合による損害金を支払うとあります。

そこで質問ですが、

〇更新についての記載が全くないのは、更新は出来ないということですか。

〇5%の更新料を支払えば20年の契約期間で契約を継続することができるのですか。

〇5%の更新料を値引きしてもらうことはできますか。
 なお、借地人は、10軒いますので、全員で相談すれば何とかなりますか。

〇期限が切れても返還しない場合は、賃料と損害金の両方を支払うのですか。

【 回答のポイント 】

〇更新料支払の合意についての有無

〇更新料支払の慣習がある地域ですか否ですか。

〇契約書に記載がない場合は、使用継続による法定更新であるため、建物がある限り契約は更新される。更新されない場合、建物買取請求権が借地人にはある。

〇更新料は、期間満了時に双方が協議して決めるべき義務ではない。

〇10~5%の更新料の設定が多いが、あくまで双方の協議による。